皆さんは野菜づくりなどを行う畑で生産者さんが噴霧器(ふんむき)などを背負って、なにやら一日中太陽のもと、作業を行っている姿をお見かけしたことはありますでしょうか。野菜やくだものを畑で作るには水まきだけではなく、長年の経験と知識から時期をみては肥料をまいたり農薬をまかなくてはなりません。農業における生産者さんの高齢化問題は、このような重労働とも言えるような作業の数々が課題となっていたようです。そのような状況のなかで、スマホやドローンなどの最先端デジタル機器を利用した農業開発が行われているようです。畑に設置されたセンサーから得られる情報をデータ化したりスマホやパソコンから作物の生育状況を管理し、さらにはドローンを使って肥料や農薬が散布されるようになったのです。広い農地ですと一度に数台のドローンを飛ばすことで作業効率がアップするそうです。農業におけるドローンの活用は、搭載されたカメラから広い畑全体の農作物の生育状況を確認したり、場合によっては害をもたらす鳥獣を威嚇する際への研究も行われているようです。皆さんでしたらスマホやドローンをどのように農業に活かしたいですか。